墓石の価格を決める要素はどこにあるのか?
2019/04/07
墓石がどのくらいの価格になるのかよくわからない
墓石がどのくらいで購入することができるのかというのはなかなかわからないことです。
店頭やホームページなどで価格表示をしていないこともありますので、そういう思いをするのはむしろ当然ではないでしょうか。
墓石の価格としては80万円から200万円ぐらいまでまちまちですが、その価格を決めるに当たって、どういう要素が影響しているのかということについて紹介していきます。
石材店の指定があるかどうか
墓地の決まりとして特定の石材店で墓石を購入してくださいという指定があります。
公営墓地の場合は石材店を自由に決めることができますが、民営墓地の場合は指定の石材店がありますので、そこで絶対に購入しないといけません。
寺院墓地の場合は両方の場合があります。
石材店の指定があるところというのはもう特定の墓石しか買いようがありませんので、墓石が高くなる可能性があります。
それに対して、公営墓地の場合は自由に墓石を選ぶことが可能ですので、安いものを選ぶというチョイスも可能です。
公営墓地を選んだほうが墓石が安くなりやすいです。
墓石で使われる石の種類によって価格が違う
墓石で使用されている石というのは国内外合わせてさまざまあります。
日本製が高くて海外製が安いということも一概に言えないことです。
墓石にどういう石が使われているのかによって、価格が異なるでしょう。
安い素材の石が使われていたら安くなりますし、高い素材の石が使われていたら高くなります。
石の使用量が増加すればそれに比例して墓石の価格が高くなる
墓石に使用されている石の使用量が増加すればするほど、墓石の価格は高くなります。
石を多く使えばそれだけ凝ったデザインになりますので、墓石の価格は上がる傾向になるでしょう。
石の使用量は同じであっても、墓石のデザインが複雑で凝ったものになるとやはり墓石の価格が高くなります。
墓石として加工するのにコストが高くなるからです。
墓地の立地条件に依存する
立地条件がそろっている墓地であれば、それほど墓石を立てるコストが要らないので、石の使用量や材料などによって価格が決められます。
しかし、立地条件が厳しい墓地であれば、運搬する距離や道幅、建てる区画などが厳しく、工事の難易度が上がることが予想されますので、立地条件の難易度に応じて追加で上乗せされることがあるでしょう。
墓地の立地条件というのは墓石の価格にも跳ね返ってくるので、墓地がどういうところに立っているのかも確認するべきことです。